【第8回】
三重県志摩町・片田港

幸得丸
2002.9.15

・メジロの声を聞いていざ、三重県大王沖へ!
  秋は1年で1番よい時期、様々な魚がよく釣れる好シーズン。小さな魚から大きな魚まで好釣果 が期待できる。そんな中今回選んだターゲットは、強烈な引きが釣り人を楽しませてくれるメジロ。
  関東ではワラサと言われるこの魚は、釣り人ならずとも知っている超有名な出世魚。ブリの一歩手前の大きさを指しており、一般 に60ー
79cmぐらいまでがメジロと呼ばれているのだ。そしてこのメジロ、「海のスプリンター」としてヒラマサについで人気があるのだが、なんと三重県大王沖で好釣果 が続出という情報が入った!これは行かねばならぬと、早速9月15日に幸得丸へ取材に行ってきたのでその模様をリポートします。

 
・先に待つスプリンターに胸を踊らしていよいよ出船  
当日はまだ夜が明けきらぬ朝5時出船となった。青物であるこの魚が1日のうち、もっともよく釣れるのは朝である。夜明けとともに一気に食いが立つため、早朝の出船となるのだ。もちろんこの好時合いを逃しても釣れないことはないのだが、1日に何尾も釣れる魚ではないためその日の釣果 が決まる1番の時合いとなる。
 
・期待を抱いていざ釣り開始! 果 たしてメジロは…!?  
 
乗船したのはどっしりとした8.3トンの大型船で、多少の波でも釣りができ安定感がある船だ。港を出ておよそ35分程でポイントである大王沖に到着した。すでに数十隻の船団ができていた。船長の話ではまだまだ船が集まってくるとのことで、そのフィーバーぶりがよく伝わってくる。
 この魚は群れが通った時に多く期待が持てるため、イカリを掛けるポイントも重要となってくる。船長も慎重にポイントを選別 して、狙いの場所に船が立つまでけっして妥協をしない。そしてポイントに船が立ち早速、戦闘開始となった。
 
・朝の時合いは一刻を争う
 釣り人の皆さんが仕かけの準備を始める。すると船長が話を始めた。「朝の時合いは一刻を争う。他の船よりも少しでも早くマキエを開始して、船の下に魚を集めなくてはならない。船が立ったらすぐに仕かけを投入できるようにカゴにエサを詰め、針にオキアミを刺した状態でスタンバイしていないとイカンで。出遅れたらあかん。」なるほど、今まさに1番食いが立っているのだから、「この時に釣らないと…」という気持ちで望まないといけない。
 
・朝の時合いは一瞬の遅さが命取りになる  
  すぐに回りの船で歓声があがり始めた。ウカウカとはしていられない、早く準備をしてマキエで魚を自分の船の下に集めなくてはならない。しかし、仕かけが入れられてもメジロのアタリはない。
一刻を争うこの釣り、どうやら魚を逃したようだ。結局メジロの姿を見ないまま朝の時合いが終わってしまったようだ。
 

・「まだイケル!」船長の自信にまたまた期待が高まる
 
その後はこのたくさん船団の中でも、メジロが掛かる船はポツリポツリである。しかし、船長は「昨日は午後から時合いがきて、バタバタと釣れたんだよ。まだイケル。」と自信の発言、そして何度も何度も船を掛けかえてくれる。それではと、時合いが来るまでの間この釣りのキーポイントを聞いてみた。

 
1:まず、朝の時合いがとても大事。「朝の1投目」から気合いを入れること。どの船よりも早く自分の船の下に魚を集めるようにしよう。
2:常にマキエを絶やさないようにすること。仕かけは、「投入」と「回収」が隣の人と交互になるようにタイミングを計って、協力して行う。通 りがかったメジロが他の場所に行かないようにマキエで釘付けにしよう。
3:仕かけは傷が付いたらすぐに新しいものに替えること。メジロの引きは強烈! まして、ブリクラスの大物が掛かってくるので、バラさないように万全の体制で挑みたい。バラシては食いが残る…。
4:サシエは抱き合わせで。エサを大きく見せることで魚にアピールするのだ。蛍光球などの目立つ工夫もいいだろう。それと、カゴに詰めるマキエの量 は8分目。これはどの釣りでも共通だ。
 
・とうとうその時がやってきた!  
 話を聞いているうちに、前日よかったという午後の時合いがやってきた。ロッドを握るみなさんの手にも気合いが入る。
  すると13時、岐阜の渡辺さんが大きく竿を曲げた!この走りは間違いなくメジロだ。しかも渡辺さんが格闘してる間に名古屋の西銘さんにもヒット! こちらも強烈な引きでロッドを急激に締め込んでいく。これが釣り人にはたまらない快感である。ようやくあがってきたのは2尾とも65cmのメジロであった。
  船内の興奮冷めやらないまま、「きた!」船内3尾目のメジロを掛けたのはまたしても西銘さん、1尾目とは違い慣れた手つきで魚を寄せていく。取り込まれたのは太って脂ののった66cmだった。この1尾を最後に時合いが終わり帰港となった。
 
とうとうやってきました!ヒットの連発
 
・まだまだ止まらないメジロの季節!  
  例年メジロは9月中旬ぐらいからスタートし、11月初旬まで狙えるそうだ。まだまだシーズンが始まったばかりでこれから本番を迎える。時には、ブリクラスの大物やヒラマサが混じることもあるので今後はますます楽しみだ。
  今回のポイントである大王沖のほかにも志摩沖、黒森沖にも出船するそうで、群れの状況でどこにでも行くとのこと。みなさんも大物との格闘に是非、出掛けてみてはいかがでしょうか。
 
 
また幸得丸では、ハマチ〜ブリまでを対象にしたイベントを15年2月28日まで開催している。優勝者グループには無料招待といった賞品が贈られる。ぜひみなさんも腕試しとして参加してみてはいかがでしょうか?
詳細はこちらから
 
・問い合わせは
幸得丸  
090・1417・4894
0599・85・2904

仕立船
3人まで30000円、1人増し5000円
(エサ、仕掛け別料金、氷付き、保険あり)
トローリング
料金は電話で問い合わせを
設備
竿受け、バッテリ−(5基分)完備(無料)
無料仮眠所
駐車場
駐車スペースあり
8.3トンの大型船(水洗トイレ、キャビン付き)
ほかにチャーター船(2隻)あり
見てくださいこの立派な魚体を…。魚を持つ西銘さんもうれしそう。

渡辺さんが釣り上げたメジロ。強烈な引きを堪能させてくれた。

幾度となる引き込むメジロの引きは強烈!

ようやくタモに納まったメジロ。この時一番安堵感と達成感がある。

本日2尾目の西銘さん。脂ののったプリプリのメジロです。

32cmのマダイも姿を見せました。笑顔の黒川さん。

この竿のしなり、この魚の引きたまらないですね〜!

渡辺さんがヒットさせたメジロ。いい引きを披露しました。

当日はブリクラスはあがらなかったが、13日には82cmのブリが姿をみせており、今後も期待できる。

8.3トンの大型船で安定して釣りをサポートしてくれる。

とってもやさしく、親切な船長がご案内してくれます。